ニッポン放送の増資も 堀江社長、フジに対抗 | デースケドガー(・∀・)イイ

ニッポン放送の増資も 堀江社長、フジに対抗

フジテレビジョンがライブドアによる間接支配を排除するため、ニッポン放送の株式公開買い付け(TOB)目標を25%超に変更したことを受け、ライブドアの堀江貴文社長は13日、テレビ朝日と日本テレビの生番組に相次いで出演し、対抗策としてニッポン放送の増資を検討する考えがあることを明らかにした。
 堀江社長は「(フジテレビが25%超を取得しても)ニッポン放送が1%でも増資すれば(株式保有比率の)分母が増え、25%以下になる」などと指摘。ニッポン放送株をさらに買い進めて子会社化した後、新株発行などで株式総量を増やし、フジテレビの筆頭株主であるニッポン放送を通じてフジテレビの経営に関与する手法は可能、との見方を示した。


堀江社長「上場廃止でも資産価値ある」

 ニッポン放送株取得問題でフジテレビとバトルを続けるライブドア堀江貴文社長(32)が12日、TBS「ブロードキャスター」に生出演し、今後も株の買い増しを進め、あくまでもフジサンケイグループとの業務提携を視野に入れていく方針を明らかにした。
 同氏は黒のジャケット、黒のTシャツ姿で登場。冒頭で久保純子キャスター(33)から「なぜ(フジに)根回ししなかったのか」と問われると「僕だってバカじゃないから話し合いをして進むのであればしている」と反論。またフジが上場廃止を狙っていることに「上場廃止になってもニッポン放送には十分な資産価値がある。会社の支配が目的」と説明した。
 さらにニッポン放送株の急騰(10日の終値は7840円)で、すでにライブドアは300億円の含み益を得ているが「短期売買は利益にならないし目的ではない」と話していた。